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tatetsuさんのレビュー情報

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参考になった割合
100%

投稿済みレビュー作品

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芸術は誰が何のために作り出すのか…

先ほど全編終わりました。
さて、私はこの作品から何を感じ取れたのでしょうか?何を汲み取れたのでしょうか?
表現力がない私からは唯々「素晴らしい作品でした、ありがとうございます」としか言えません。ですが、偽りのない本心です。
思わず号泣するシーンはなかったかもしれません、息もつかせぬアクションシーンもなかったでしょう。
ですが、ここには出会い、別れ、愛、憎しみ、家族、友情、恋、楽しさ、幸せ、悲しみ、美しいもの、醜いもの、決意、絶望、人生、死、心、芸術、…本当にたくさんのものが詰まっていました。

色々と抽象的なこともありますが、あえてこの作品で個人的に最もよかった点を挙げるなら「音楽」です。
シナリオライターの方が作詞された各種ヴォーカル曲と印象的ながら各場面にマッチした BGM は是非作中にて聞いてほしいものです。

最後に、本当は★6個にしたい作品ですが、他のゲームに対してハードルを挙げてしまった点で-1として★5個にします。

3人中、3人が参考になったと投票しています。

素晴らしき日々 ~不連続存在~

2017/08/06 - アダルトPCゲーム

ネタバレ 苦手な部分もあったけど確かに★5個です

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
以前「サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-」をやってその感覚にまたつかりたいと思いこの作品を手に取りました。
そして今、全て終えたところでこの読書感想文をつらつらと書いています。

まず、おもしろいことは間違いないのですが、方向性は頭を空っぽにして楽しむ純粋な娯楽作品ではないですね。
私はこの作品のテーマを「生きることの意味」だと感じ取りました。
そんなテーマのためか登場人物はみんな考え込んだり悩んだりしていて、読み手にも「感情」よりも「思考」の理解を求められると思います。

しかし、個人的には暗い話が苦手なのでいじめのシーンは読んでいてかなりつらかったです…
ではなく好きなところ…「サクラノ詩」でもそうでしたが、BGM が素晴らしいですね。
常々思っているのですが、音声が付いた媒体により語られる物語は音楽が非常に大事です。
当然、シナリオやキャラクターが土台・骨格ではありますが、それを活かしてより読み手を没入させるのが文字や絵よりも直接的に感性に訴えて世界観を想起させる音楽だと思っています。(これこそが演出というものなのでしょうが)
特に「この素晴らしき日々」はファンタジー色が強めなので、物語の舞台を想像させることに音楽が影響したことを強く感じています。
私は一番最初のシーンで BGM「夜のひまわり」が流れだしたとき、一気にあちら側へ持っていかれた気がしました。

何はともあれぜひいろいろな方にやってみてほしいですね。
Windows 10 でも動きましたし、「サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-」も発表されて楽しみですし。

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Dies irae ~Amantes amentes~【全年齢向け】

2017/09/10 - アダルトPCゲーム

シリーズ:Dies irae

10年越しに結末を見て改めてよかった

発売当時に Also sprach Zarathustra をプレイし、内容も気に入り、大幅に加筆・修正されたバージョンが出ていたことは知りながらも手に取ってこなかったです…が、突然思い出してプレイしました。
(このプレイし終わったタイミングの翌月からアニメも放映されるらしいですが、ただの偶然で知らなかったですし。)

結果、改めて結末まで見ることができてよかったです。

このレベルの作品になると舞台やストーリーが優れているのは当然として、本作はキャラクターが魅力的でした。
敵が「聖槍十三騎士団」というだけあり13人(くらい)いて、当然味方とかその他もいたりで結構なキャラクター数ですが、ザコはいても印象が薄いキャラクターがほとんどいなかったです。
また、所謂「○○ルート」という場合に名前が挙がるヒロインよりも男性やその他の女性のキャラクターが目立っていてかっこいいことが私としてはすごくよかったです。
「かっこいい!」と思ったキャラクターが攻略対象の場合、ルートに入ると主人公ばかり見るようになってそのキャラクターが持つ芯のような魅力がなくなってしまう場合がありますので。

ボリュームも適度に長く、かつ最終ルートまでダレずに楽しめました。
各ルートのストーリーがつながっているわけではありませんが、意図された順番にやることで敵も主人公もレベルどころか存在の位階が上がっていくという、全体の構成からして中二仕様で大満足です。
ま、中二度合いは「主人公の武器(の属性)がギロチン」という時点で保証されていますね。

バトルしたり、運命を超えたり、自然なご都合主義(?)とかが好きな人には文句なくお勧めですのでやってみて下さい。
アニメ化とともに出る HD -Animation Anniversary- でもいいと思いますし。

…さて、やはりベイがかっこよかったので、これから Interview with Kaziklu Bey をポチってきます!

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未来ノスタルジア・新装版

2017/07/26 - アダルトPCゲーム

ネタバレ キャラクター、日常会話、ストーリーの構成がよかったです

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
タイトルに書きました通り以下の要素が素晴らしい作品でした。
キャラクター…主人公と友達・家族のみんなが非常に仲が良く、それがプレイヤーに伝わってくる。
日常会話…キャラクターとつながりますが、これでもかというくらい友達・家族同士の仲の良さを見せつけてきます。学園モノ(とはちょっと違うかもしれませんが)の醍醐味ですね。
ストーリーの構成…メインの杏奈ルートですが、そこにたどり着くまでの各ヒロインのお話とそれらが思い出・記憶として収束する杏奈ルートのお話が自然に呑み込めました。

私は「登場人物が人格者揃い(精神的にイケメンであること)」や「明るいお話」が大好きなのでまさに当たりの作品でした。
爽やかな感動を味わいたい方にお勧めです。

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朱-Aka-

2017/04/03 - アダルトPCゲーム

砂の海、浮かぶは「朱 -Aka-」

大前提として「銀色 完全版」をプレイしてからやってください。正当な続編です。
個人的には初めて発売日に買いに行った美少女ゲームとして印象深いですが、DL 販売でまたこの切なくもきれいなお話に触れることができて嬉しく思います。

内容は銀色の舞台設定を踏襲していますが、銀色ほど辛くやるせないお話ではなく、物語の根幹にある魔法(ネタバレしないようぼかします)と各章の登場人物にまつわる不思議で少し切ないおとぎ話といった感じです。
印象的な登場人物というよりも、よくまとまったストーリーや演出により物語全体でじんわりと心に残る作品だと思います。

一押しの点は、とにかく音楽が素晴らしいことです。
砂漠が主な舞台で、主要な登場人物は砂の海を旅していきます。
その描写とそこで流れる BGM 「西へ」と「砂の城」はこの作品を象徴する組み合わせだと思います。
プレイ後にはもはやこの作品の外でも砂漠を見たらアラミスとカダンが透き通った空の下、砂地を歩いている姿が浮かびますし、「西へ」が聞こえてくるでしょう。

昔の作品のためお手頃な価格になっていますし、ぜひ銀色と合わせてプレイして下さい。

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