コンピュータソフトウェア倫理 機構の審査済み作品です。
永礼諒一は特にこれという能力も将来への備えもないフリーター。
たまたまある日、競馬と宝くじで100万ほどの金を手に入れた。
街へ遊びに出た諒一が、ほろ酔い気分でうろうろしていると、路地裏で妙なやつに出会う。
飲食店の換気扇の下で、へたばっている占い師。
どうやら空腹で力尽きたようだ。
買ってきてやったドネルケバブをもぐもぐ食べる占い師。
フードからのぞいた横顔を見ると、意外にもかなり可愛い女の子だった。
占い師は「R(アール)」と名乗った。礼のかわりにと、カードを切り出す。
「ほう、俺の運勢を占ってくれるのかい?」
「違う、YOUの運勢をこれから決めるノダ」
「?」
Rは、自分が引いたカードに合うように人が変わるのだと偉そうに語った。
「デハ、ワタシの占い、見せてヤル。明日、通りすがりの女ガ出勤前ニオマエとSEXスル」
「おいおい…」
一笑にふした諒一だったが、なんと翌朝、本当に見知らぬ女が家に現れ、自ら求めて諒一で処女を散らしたのだった。
しかも諒一の名前も知らず、出勤前に処女を捨てるのが当たり前と思いこんでいた。
諒一はRの元へ駆けつける。
「信じたカ?」
「信じた、信じた!すげえ!」
「では望みを言え。オマエの望む通りの答えを占ってヤロウ」
カードが差し出された。
「そういえば、先日見かけたあの姉妹。きれいだったなあ…」
飲み歩いて酔いつぶれ、路上でへたばっていた朝、スーツ姿の美女を先頭にした女性五人が通りすがった。
へたりこんでいた諒一を、介抱してくれたあの人。あんな美人をものにできたら…。
「フム。面白い。ヨカロウ。では2万円ヨコセ」
「金取るのかよ!」
「ごはんのお礼は最初の一度ダケ。ここからは有料ダ。…ドンナコト、シタイ?」
手持ちの金は100万円。
諒一がやらしくも楽しい使い道を考えたのは言うまでもなかった。
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